KEYWORD

オーラ

生きとし生けるものに宿る生命力のこと。練命術を行使するための基本的な対価。
オーラを酷く消耗すると血圧が下がり、眩暈や頭痛など様々な症状が出始める。

練命術

オーラを対価に行使する奇跡。
古来から雨乞いや吉凶占いなど祭儀に用いられてきた歴史があるが、
それらに練命術という呼称が付いたのは近年のこと。

起こせる奇跡の大小によってオーラの消費も変動する。
人間一人の持つオーラで賄える範囲はごく限られているため、
祭儀にあたっては生贄を用意することで対価を支払ってきた。

ドールの誕生により、固有の練命術という概念が誕生した。
彼女達曰く、自身の精神性に基づいた独自の練命術を感覚的に会得するようだ。

ドール

皇国の練命術研究によって誕生した傑作。
培養素体という生体素材を、練命術の素質を見出された女性へと融合させた強化兵。
高い肉体強度と自己治癒能力を持ち、晶石獣を単騎で圧倒する戦力を持つ。
女性しかいないのは、単に培養素体に男性が適応できなかったから。

その身に蓄えられるオーラ容量が常人の十数倍程度もある。
そのため、固有の練命術を発現させることが出来た。

流星

王国を崩壊させた元凶を指す。
現在も環状大陸の中心に突き刺さっている。

晶石獣

流星から発せられる波長によって変質した動物の総称。
爪や牙、鱗などが結晶に置き換わっており、体格も元々の動物より大柄で屈強。
気性についてはまちまちで、穏やかな個体も凶暴な個体も存在する。
世代を経たことで知能が発達した種族もおり、人間の脅威となっている。